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なぜ今またブログを書き始めるのか

ブログのような物を書かなくなってもう随分になる。人は仕事や現状に満足するとどんどんブログを書かなくなってしまうと昔誰かが言っていたけどその通りで、自分の場合は子供が生まれて子育てに追われる充実感を得たり、仕事上の役職やお賃金が上がってプログラマとしてのプレゼンスの向上に執着しなくなったりというような実感がある。

昔はブログという形でアウトプットしなくてもさまざまな技術を仕事で使う場面が多く、例えばファイルシステムやプロセスやネットワーク周りの知識とか、カーネルチューニングの方法などは覚えてすぐに活用する機会が沢山あった。今ではコンテナ化してしまって直接触る事が随分減ってしまった部分の知識は、思ってる以上に容赦なく失われていく実感がある。今使っていなくて失われていく知識の大半は淘汰されて消えていく運命にあるのでまあ良いのだけど、基礎となる知識は知っているか知らないかで大きく差が出る瞬間が絶対にあるので、今使わないから忘れちゃってヨシ!とはならないよなぁというぼんやりとした不安を最近はずっと抱えていた。

最近たまたま昔に書いた自分のブログを読み返すことがあり、そこで驚いたのは自分で書いた文章には自分が思っている以上に当時のコンテキストが埋まっているという点だ。当時使っていたミドルウェアに関する記事だったのだけど、今はもう使わなくなって頭から完全に抜け落ちていた。それでも何年も前で一切覚えていなかった内容に関しても、やっぱり手を動かして自分で書いた記事だと思った以上に当時の記憶が蘇ってくるもので、自分で書いた記事ってこんなに便利だったっけという、まあ何を今更当たり前の事を言っているんだという感じではあるけど。

というわけで、昔は結局有名になりたいとかそういう邪な目的でしかブログを書いていなかったので、こんなにも当たり前の事に今更気付くという感じではあるけど、これまで自分の中に蓄えてきた知識や新しく学んだことについてしばらくの間は積極的にブログを書いてみようと思う。図らずもタイミング的にも来年に向けての抱負みたいになっちゃったけど、とりあえず先ずは月1本を目標に頑張っていこうと思う。

形から入るタイプなので、心機一転してドメインだけ持ってた daichi.dev を運用することにして新しくブログのテンプレートを自作した。スタイルは最近定番の Tailwind CSS を使ってみたが思ったよりも使いやすかったので、仕事でも使う機会が出てくるかもしれない。昔のブログに関してはこのブログにリダイレクトするように設定しているけど、再来年のドメインの更新のタイミングくらいで捨てちゃっても良いかなと思っている。